福島の「あるひとつの真実」
 
茶問屋ショーゴの奈緒美が直接福島の方とお話したことを中心に書きます
  
2011年12月6日 
知人からこの映像を紹介されました。「9.19『さよなら原発集会』」こちら
ここにも福島の方の生の声がありました。聞いていたら涙が出てきました。
36分30秒〜 武藤類子さんがそうです。
今度の日曜日に静岡県内で講演されるそうです。
 
 
2011年11月25日  
喜多方市のAさんと3.11後初めてゆっくり話しました。電話で1時間話しました。
電話してよかったです。喜多方の皆さんは元気に暮らしているということがわかりました。
 
1時間の会話を全部書くと大変なので要約します。すみません。
 
会津周辺の話
 
「今さら遅いけどね、やっといろんな動きがでてきたよ。今までは政府が何とかして
くれると思っていたんだけどね・・・・」(ここは聴いていて辛かった)
「若いお母さんたちを中心にあちこちにポツポツと運動がおきてるよ」・・と、でも、会津
は浜通りから遠い感覚があって、それほど感じていない人もいるということでした。
  
こちらにも福島の情報が伝わっていない代わりに、福島の皆さんにも放射能のことが
あまり伝わっていないんだね、という話になりました。
 
テレビ報道の話
 
「テレビはちゃんと伝えていなくて、(除染をして)『帰りたい』という子どものコメントだけ
を放送するんだよ。本当はその横でオヤジさんが『帰れっこねぇべ』って言っていたのにね」 
 
「大熊町の知り合いも『次に住むところを言ってくれればそっちに行くのに・・。もう、汚染物
を大熊町に持ってきてもいいと思う』って言っていたよ。でもそういう意見は流れずに、『帰り
たい』っていう映像ばっかり流れているんだよねぇ」
 
「喜多方で大声大会のイベントがあって優勝者は『原発反対〜』って叫んだんだけど、『きっと
使われないべな』って言っていたら、やっぱりその場面は放送されなかったよ。優勝者を映さ
ないのって、へんだよね〜」
 
放射能の野菜や食品に対しては
「私だってそんなのいやだよ〜。食べたくないよ〜。お義父さんが一生懸命いい野菜を作って
いたけど、放射能はどうにもなんないってくやしがってるんだよ〜」
 
私(奈緒美)のほうから福島市での駅伝のことについて質問したら
「こっちでも『何で今やるのかねぇ』って話していたんだよ」と返事がありました。
 
話をしながらあることに気がついた私。「沿道の声援している人たちが皆マスクしたらよかった
ね。そしてら映さないわけに行かないし、沿道で皆マスクをしている中、選手が走る映像は
メッセージにインパクトがあったねぇ」
 
続けて私「これから福島の生の声を紹介していこうかなぁ。HPに載せていこうかなぁ」
と言って話を終えました。
 
と言うわけで、今回紹介した次第です。身近な事実を知りたい。